About

サポサポprojectについて

ー「サポートする人をサポートする」アートによる支援のかたちー

サポサポprojectは、2011年7月にスタートした、アートとデザインを通じて復興支援を行う展覧会プロジェクトです。 「サポートする人をサポートする」という想いから名付けられたこの活動は、グラフィックデザイナー・亀井伸二が東京藝術大学デザイン科の同期生に呼びかけたことをきっかけに始まりました。 参加メンバーは主に東京藝術大学美術学部の卒業生で構成され、自作のポストカードを中心としたチャリティー販売と展覧会を開催しています。これらの活動を通じて、ボランティア活動の後方支援や被災地への支援を継続的に行っています。 東日本大震災から時が過ぎた今も、復興の道のりは決して平坦ではありません。また、熊本や能登など、近年各地で発生しているさまざまな自然災害に対しても、私たちは「アートとデザインの力」で少しでも力になれることを目指しています。 

ーサポサポprojectの立ち上げー

みなさんのまわりにも、あるいはみなさん自身が当事者になっている場合もあるかもしれませんが、大震災の被災地で懸命に支援を続けているボランティアの方々がいると思います。

私の周りのそうした方々と話しをする中で、継続的な支援の重要性と人的・経済的負担の大きさを共通点として聞きました。例えば、一回の炊き出しの費用も30万円、毎回この費用と人員と備品を工面し支援に向かっている現状です。

また、その一方でボランティアに行きたいけれど諸事情で行くことができずに歯がゆい思いをしている方々もいます。この気持ちを繋げることができないか?これがこの企画の出発点です。

〜2011年ブログより転載

代表 亀井伸二
代表 亀井伸二

プロジェクトのビジュアルには、「みんなが手をつなぎ、ひとつになって想いを伝えていく」というメッセージを込めました。グレーを基調としたデザインは、この活動自体があくまで自己主張することなく、陰ながら支えとなる存在でありたいという姿勢を象徴しています。 サポサポprojectは、これからも静かに、そして確かな想いを持って、支援の輪を広げていきます。

サポサポprojectロゴマーク
サポサポprojectロゴマーク